緊迫する世界情勢下における供給責任と、日本の畜産インフラ防衛に向けた決意日頃より有限会社柳沼ボデー工場をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
現在、世界情勢は中東地域における緊張の高まりを背景に、極めて不透明な局面を迎えています。
この情勢不安は、原材料価格の高騰や物流網の混乱を引き起こし、日本のモノづくり現場、そして畜産インフラに深刻な影響を及ぼし始めています。
このような難局にあたり、弊社がどのような姿勢で製造に臨み、お客様の資産を守り抜こうとしているのか、その詳細をご報告申し上げます。
農林水産省による実態調査への協力と弊社の提言
先日、弊社は農林水産省より「昨今の情勢が畜産現場を支えるメーカーに与える影響」について緊急の調査依頼を受けました。
日本の畜産物流を支える専門メーカーの代表として、以下の実態を報告し、国に対して必要な支援と対策を強く提言いたしました。
原材料およびエネルギーコストの直撃ステンレス鋼材やアルミブロック材の仕入れ価格は、エネルギー価格高騰の煽りを受け、前年比で20パーセントから30パーセント近い上昇を見せています。
物流ルートの変更による納期遅延のリスク欧州製の一部重要部品において、紅海・スエズ運河ルートを回避する迂回輸送が発生しています。
これにより通常よりも1ヶ月程度のリードタイム延長が懸念されています。
畜産インフラ維持のための公的支援の必要性個別の企業の努力だけでは吸収しきれないコスト増に対し、高寿命・高防疫な車両の導入を促進するための補助金制度の拡充など、生産者の経営を守るための政策を要望いたしました。
「高寿命技術」こそが、インフレ時代における最大の経営防衛原材料が高騰し、モノの価値が変動する時代だからこそ、私たちは「安価な使い捨て」ではなく「一生モノの資産」を提供し続けることが使命であると確信しています。
高密度設計の床面・横根太構造の剛性を決めるアルミ製横根太の間隔を300mm以下に抑える設計は、耐久性を生み出します。
たとえ部材コストが上がろうとも、この「歪まない骨組み」は一切妥協いたしません。
冷凍車の断熱ルーフによる保護屋根部に採用している冷凍車仕様の断熱パネルは、外気温によるボデーの劣化を防ぎ、家畜のストレスを低減します。
車両の寿命を延ばすことが、長期的な投資回収率を最大化させる唯一の手段です。
最新鋭レーザー溶接によるシームレス防疫最新鋭のファイバーレーザー溶接機による精密加工は、菌の繁殖を防ぐ滑らかな表面を創り出します。
防疫リスクという目に見えない経営の脅威を、技術の力で封じ込めます。
約2,000坪の拠点と一貫体制がもたらす「安心の供給網」世界的な供給不安に対し、柳沼ボデー工場は家畜運搬車専門の製造・修理一貫拠点をフルに活用し、お客様への影響を最小限に抑える体制を構築していきます。

