家畜運搬車 アルミ床板 溶接

メーカー 三菱ふそう
車種   家畜運搬車
年式   2013年式
施工個所 家畜運搬車 ボデー内アルミ床板亀裂
作業日数 約1日

家畜運搬車のボデー内部の修理です。
補修したところに亀裂が入ってしまったため、緊急に修理してほしいとの要望でした。

溶接してあるところが割れてしまっているので、
亀裂部分をサンダーでV型に溝を掘り削りました。
亀裂の最後の部分はこれ以上進まないように、ドリルで穴をあけました。
その後、TIG溶接にてアルミ溶接いたしました。
お客様が待っている間に修理を完成させて、家畜の集荷に間に合いました。

弊社では、株式会社 ダイヘン 社製 Welbee Inverter A350Pを使用して作業しています。

TIG溶接とは
Tungsten Inert GasArc Weldingの略で、TIG溶接は、熱に強いタングステン電極(T)を持ち、その周囲に不活性ガス(イナートガス)を流して溶接する方法です。溶接箇所に酸素が無く材料が酸化されないため、ステンレス鋼やアルミニウム合金の溶接ができるのが特徴です。不活性ガス(イナートガス)にアルゴンガスを使用することが多いため、アルゴン溶接と呼ばれることもあります。